御朱印を書こう!
毎月、問い合わせがお寺にある。それも外国人からである。「法城(住職)のお寺(みんなのお寺淨願寺)に泊めて欲しいのだけれども。」「高野山に行くのに法城のお寺がいいので泊めてくれないか?」「熊野古道にサイクリングで行くのだけど途中、お寺に泊めてくれないか?」「坐禅、仏教を勉強したいのだけれども、お寺で修行出来ないか?」など理由は様々だ。
今まで多くの外国人がお寺に泊まっていかれた。学生からビジネスマン。企業の社長に家族旅行、バケイションにバックパッカーなど様々だ。
先日、和歌山の鷺の森別院(本願寺派)で法話を聴いた。話の中で、京都の本山(本願寺)に参拝客・観光客が来られた際、よくする質問がある。本願寺に参拝される方の質問ベスト3は: 1)御朱印はないのか?
2)なぜ東本願寺と西本願寺があるのか?
3)なぜ参拝料・拝観料を取らないのか?
と言う質問である。そこで思ったのが「御朱印」である。本願寺は「御朱印」を出さない。当然理由があるが、私は「南無阿弥陀仏」のお名号を書いて「龍谷山 本願寺 奉拝」と書けば何ら問題ないと思う。御朱印を「懐中名号」としてお配りしてはどうかと思うのである。もっと本願寺(本山)も柔軟な考えを持たなければ時代についてこれないと思う。蓮如上人も名号(南無阿弥陀仏)をどれだけ書いてきたか! 今一度考えて御朱印を本願寺でも配るべきであると思う。
私のお寺でも御朱印の問い合わせが多い。何度か書いてみた。これからは堂々と名号(南無阿弥陀仏)の御朱印を書いていこうと思う! 合掌、 P.S. 東本願寺の御朱印をみてください。東本願寺は御朱印を出すけど、なぜかな? 西本願寺(本山)は、頭が固い! 囚われ縛られすぎ! あかん あかん