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痛みに耐えるの?

先日、血液検査に行って来まして注射を打ってもらった。大人になっても毎回恐怖心からなのか注射を刺されるときに針から目をそらす。それに手汗もかいているのに嫌気がさす。

注射の恐怖心をなくすことはできないのか? 小児科医ママに聞いてみた。「恐怖心は、人それぞれ。」って言われた。赤ちゃんの時から予防接種を受けるが、「泣く子もいるが、泣かない子もいる。」

大人になっても恐怖心が残るのは、日本では長年、注射などの痛みは「仕方ない」「我慢が大事」とされてきた。だが日本大医学部付属板橋病院(東京都板橋区)痛みセンター長で診療教授の加藤実(じつ)さん(61)によると、最近は手術やがん治療などを通じ、「痛がらせる」ことは治療控えなどの弊害を生むと分かり、医療行為に伴う子の痛みへの関心も高まりつつあるという。痛みの影響は「今」だけにとどまらない。小児期の痛みや、それに伴う不安と恐怖が、将来も人を痛みに敏感にさせることを欧米の学者らが約三十年前に突き止めた。以来、予防接種時などの痛みを減らす方法が研究されてきた。

加藤医師は、子どもへの予防接種の意味の説明や、落ち着いて接種できる環境も必要と指摘。日々の診療で忙しい医療者には、「痛みを和らげることは基本的人権の尊重」とし、「子どもの将来を考え、エビデンス(科学的根拠)のある『痛がらせない』方法を取り入れてほしい」と呼び掛ける。また保護者にも、積極的に医師らに相談するよう勧めている。

先日、アメリカの小児科医が赤ちゃんに予防接種している動画を見た。赤ちゃんも親も医師の対応に安心しきっている。この赤ちゃんは2回注射されるが、2回目を受けた時には泣いてしまったけど、医師の対応には関心だ。

痛みや不安を減らす方法として、

・事前に予防接種の意味や対処法を話す

・むやみに励まさない(より注射が気になる)

・外用局所麻酔剤を使う

・乳児は母乳か砂糖水を飲ませる

・乳児は保護者が胸に抱く(縦抱き)

・絵本やビデオを見る

・音楽を聴く風車、シャボン玉を吹く

が、挙げられる。(“HELP in Kids & Adults”より)

以下の動画を見て頂きたい。赤ちゃんから注射の恐怖心を取り除くことは大切である。医師や看護師には大人でも注射の痛みがあるということをわかって頂きたい。 合掌、

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