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Love (Life) is Bumpy Road!  愛(人生)は凸凹道を歩んでいるよう

Justin Timberlake(ジャスティン・ティンバレイク)の歌を聴いていたら、ふと愛・愛情について思っていましたよ。妻(へ)の愛、子供(へ)の愛、親(へ)の愛、… 内観すると涙することが時々あります。「今までしてもらったこと」「今までしてあげたこと」「今まで迷惑をかけたこと」。檀家参りに出かけると、お会いする方々はほとんどの方がおじいさん、おばあさんの高齢者。しかも母親(79歳)と同年代の方(父は31年前に亡くしました)。高齢でも夫婦でいらっしゃる方々は元気で何よりですが、「先日連れ合いを亡くしました」と聞きますと悲しみ・痛みに襲われます。特に奥様を亡くされて残された旦那様の思いは悲しみで一杯。「なんでわしより先に行くんや!」「寂しいやないか」「どうしていいかわからん」「早く迎えに来てくれ」「お前のそばにいたい」など、奥様に対する思いを次から次へとおっしゃる。今となってはどうすることもできないことではあるが、言葉には奥様に対する愛情が次から次へと溢れ出る。お坊さんパパは思う。生前に愛溢れる数々のその言葉を奥様にかけてあげていたのだろうかと。日本人はたった一言「愛しているよ」という言葉さえ面を向かって言えない。高齢者ならなおさらだ。言葉で表現するのも難しいもので。お坊さんパパは、逆に頻繁に言うので信用されない。感情の赴くままに生きているので、その時その時に思ったことをすぐに口にするでしょ。そうしたら小児科医ママに「都合のいい時だけ」などよく言われる。その時は本当にそう思っているのに伝わらない。信用されてないかあ〜 あかん! あかんやないか! Love (Life) is Bumpy Road! ママから愛してるよと言われるように頑張らんとな。努力も必要で…。 アレヤコレヤといろいろありますわ。

先日お参りに行った先では、お年のお母さんとその息子さんがお参りされていました。お経のお勤めを済ましてお説法。親子関係の話もしながら3人で仏壇の前でご先祖様の前でいろいろと話をしていました。その母子もいい関係でお互いなんでも言い合える愛情あふれる家庭。その話していることを耳にしていて私は急に涙が溢れてきました。そこでその母子に私自身が思うことを話させていただきました。「私先日親子喧嘩をしたんですよ。たわいないことですが、親に口をあげて文句を言ったんですよ。母も怒り喧嘩してお互い口をきかない日が続いたんですね。嫁もそばにいて「もう言わんとき!」って叱られたくらいです。その後、部屋に戻って嫁に「言わな聞かんねん母親は… 言うても聞かんし…」 (しばらく沈黙が続く)「でもな、思うねん。79歳の母親にこうしてなんでも言える、言い合えるのはあと何年やろか。こうして今一緒に居られること言い合えることがどれだけ幸せか、今ほんまに思うわ。」ってね、話したんです。泣きそうになりましたよ。親に「ありがとう」「ごめんね」と言えないうちに息を引き取ったらどれだけ後悔するだろうか。今在ること居ることに感謝。嫁にしても親にしてもそして子にしても。 合掌 

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