「お釈迦様の心で」第2回
前回は、自己紹介をいたしましたが、今回も続いて自己紹介をしてまいります。 今回は「なぜお坊さんになったのか」ということです。 高校生の時に父親を心筋梗塞で亡くしまして、「死とは何か」「人間が生きるとはどういうことか」を考えるきっかけをいただき、そして遺言に「南無阿弥陀仏」の6字を書き残し息を引き取った父。「念仏とは何か?」が私を仏教に惹きつけたのであります。
大学では仏教を勉強し、その6字の南無阿弥陀仏の念仏が私にとって如何なるものなのかを求め勉学しました。が、そこには学問上にはなんら答えを見出すことはなかったのです。仏教学という学問に私の頭は支配されていました。そこで大学院に進学はしたものの、修士課程で終了。そこで自身の仏道を求めるべく海外、アメリカに布教伝道にまいりました。
次回はアメリカでの開教生活についてのお話をさせていただければと思います。
合掌、
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